油性や水性など3つの種類があるワックス脱毛

脱毛の方法の1つに、ワックスがあります。欧米諸国の方々は、よくワックス剤を使って体毛のお手入れをしています。ただワックス脱毛にも複数の種類があって、それぞれ特徴は異なります。今回は、3種類のワックス脱毛について解説していますので、参考にして下さい。

水溶性のワックス剤の主な特長

ワックス脱毛は、専用シートを使ってお手入れする事になります。市販のワックスの場合、たいてい3点セットになっています。スパチュラとワックス剤と専用シートがあって、まずはシートにワックス剤を塗ります。セロテープやガムテープのような状態になりますから、それをお手入れしたい部分に貼り付ける訳です。そして一気に肌から引き剥がして、体毛を取り除きます。
一旦はワックスでお手入れをすれば、2週間程度は自己処理も不要な状態になります。カミソリのように毎日お手入れする必要はありませんから、とても楽という声も多いです。
ただ、そのお手入れで使用するワックス剤にも、実は複数の種類があります。その1つは水性のワックスです。
基本的には天然成分が使われていて、ハチミツや砂糖などの成分で作られているワックス剤が多いです。レモン汁などが加えられたワックス剤もあります。
その水溶性のワックス剤の場合は、とても落としやすいです。そもそも肌にワックス剤を付けると、ベタ付いた状態になってしまいますから、落とす必要があります。水性の場合、後述のワックス剤と比較しますと、比較的落としやすい傾向があります。粘着力はあまり強くないからです。
粘着力が弱いだけに、肌にはあまり負担がかかりません。あまり粘着力が強いと、シートを引き剥がす際に肌が強いダメージを受けてしまう事があります。しかし水溶性のワックス剤であれば、肌にはそこまで大きな負担は加わりません。
また水溶性のワックス剤は、アレルギーに関する特長もあります。後述するワックス剤と違って、松やになどを使用していません。松やにを肌に付けてしまいますと、人によってはアレルギー反応が起きてしまう事もありますが、水溶性のワックスはアレルギーも起きづらいです。
ただ水溶性のワックスにもデメリットはあって、硬い毛には不向きな一面があります。また粘着力はあまり強くありませんから、多少は毛を伸ばしておく必要があります。

油性のワックス剤の特徴

ワックス剤は、他にも種類があります。油性のワックス剤もあって、基本的には松やになどが使われているのです。
厳密には、油性のワックス剤には3種類あります。オイルとソフトとクリームというワックス剤がありますが、主に柔らかい毛や薄い毛に対して使われます。
油性のワックス剤の場合は、毛はそれほど伸ばしていなくても問題ありません。水性よりは粘着性が強いですから、5ミリぐらいの長さがあれば、十分にお手入れ可能だからです。
また油性のワックス剤は、広い範囲に対してお手入れする事ができます。比較的伸びやすいワックス剤ですから、短時間でお手入れを済ませることができます。
ただデメリットもあって、使う前にワックス剤を温めなければなりません。その温度も要注意です。あまり温度が高いと、肌が火傷してしまう可能性があるからです。
また粘着性が強いので、たまに肌に負担が加わってしまう事があります。専用シートを剥がせば体毛は取れますが、皮膚の一部まで剥がれてしまう事がたまにあります。
そしてアレルギーです。基本的には松やにが使われていますから、人によってはアレルギー反応が起きる可能性もあります。

専用シートは不要なハードワックス

3つ目はハードワックスです。上述の2つのワックス脱毛と異なり、専用シートを使う必要はありません。
どうやって使うかというと、基本的にはハケなどで肌にワックス剤を塗ります。ちょうど絵の具を塗るように、肌にハードワックスを塗る訳です。肌の上に絵の具剤が置かれたような状態になりますから、その一部分を指でつまみます。そして専用シートを剥がす時のように、ハードワックスを引き剥がす訳です。わざわざ専用シートを使わなくても、お手入れできるメリットがあります。
ハードワックスは、油性ほど粘着力は強くありません。それでも水性よりは強いですが、肌から引き剥がす時に大きな負担を加えてしまう訳ではありません。
またハードワックスは、硬い毛のお手入れには向いています。基本的には5ミリぐらいの長さがあれば、十分に脱毛できます。
ただし長い毛のお手入れには向いていません。毛が長いと、痛みが少々強くなってしまいますから、5ミリ程度まで切っておく必要があります。
それとハードワックスは、若干時間がかかります。肌に塗った後は、ワックス剤は徐々にガム状になってきますから、しばらくの間は待つ必要があります。

まとめ

ですからワックス脱毛といっても、複数の種類はあります。基本的には柔らかい毛のお手入れは水性のワックス剤がおすすめで、固めな毛はハードワックスあたりがおすすめです。そして短時間でお手入れを済ませたいなら、油性ワックスが推奨されます。